act.01 東京出張編

akibanban.jpg「ただいま。」
と、なんとも切れの悪い冗談を言いながら
チェックインを済ませてる自分に嫌気がさしてしまう。
(受付の人は苦笑いをしてた。ある意味、被害者である)

そんな時、近くに来たなら連絡をよこせと
言ってた大学の先輩を思い出した。
とりあえずはメールで

「灯台下暗し、あなたのすぐそばにいるよ.com」


いかにもすぐそばで見てるようなメールをしたら
すぐさまヒット。

「えっ。今東京駅なんだけど、新幹線にでも乗るとこか?」

言ってみるもんである。


そのまま2時間後に新橋で合流。
「久しぶり。」

前に会ったのは半年以上前。
それほど長いスパンはないがお互い久しぶりなのである。

3つ年上なのだが常に同じ土俵で
話してくれるとてもフレンドリーな先輩だ。

学生時代は飯を食いに行っては

「まあまあ、ここは俺が・・・」

言いながら、しばらく会計での前で、もぞもぞしながら
戻ってきては

「¥¥¥¥円貸して。」

なんて言ってくる、とても計算高い先輩だ。

なんだかんだで飲み明かし3件目。
(ここはさすが地元、ホームタウンの先輩
 ¥¥¥円貸してとは言わずに全て自分の財布から。)

この昔話を本人の前で話したら、すねてしまって
財布の紐を縛ってしまうから言わないことにした。


なんとなく気が引けて3件目は
割勘となった。

外国人が

「アパラカパラ〜」

とステージの前で歌うなかなかのバーだ。
いや、BARだな。こっちがしっくりくる。


¥¥¥¥ですと、外人が悠長な日本語で会計をする。
意外に高かった。

先輩、もぞもぞしながら

「¥000円貸して。」

財布はすでに空気よりも軽くなっていた。


10年前の学生の会話がまた再び戻ってきた。


「久しぶり。」

日時: 2007年10月11日 16:55 |

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    ■編 集
  • narihiko



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